終わりないカットモデルと美容師の関係。

吉祥寺 美容師 松岡です。

昨日は特別な日でした。

レセプションの高野が大学卒業を機に辞めるため最期の出勤でした。

高野は元々僕のモデルさんでした。

四年前、僕がペーペーの頃、青山店にいた時に渋谷の井の頭線の改札の前で話しかけたのが出会ったキッカケです。

高野さんも大学一年生でした。

それから、色んな髪型にさせてもらいました。

本当に色んなカットをさせてもらいました。

僕が青山店から吉祥寺店に異動になっても彼女はついて来てくれました。

そして、ウチのレセプションとして働いてくれることになりました。

そのフロントでの彼女の能力はとても高く、既存のスタッフや新入社員の手本にもなるほどに良くやってくれました。

僕だけでなく、他のスタッフとのコミュニケーションもとても良くしてくれました。

その高野さんが今日の夜、送別会でこんな事を言っていました。

『私は就職活動中にRENJISHIの人の働き方、お客様に指名を頂いて働く責任感と喜びに感動を覚えて、そんな仕事がしたいと思い、今の就職先を選びました』

と。

僕は言いたいです。

『高野さん、あなたの働き方はすでにお客様からの信頼と接客に対する感謝を頂いているよ』と。

ホントに元々持っているポテンシャルが高い上に、謙虚で前向きで理解力が高い。それでいてどれだけブリーチしても全然イヤがらない。

最高です。

学生の頃に出会って、カットモデルとしてカットをし、同じ職場で働き、これから就職するというのは中々長い付き合いになってるなと思いました。

美容師にとってカットモデルというのはただ単に【練習させてもらえる髪を提供してもらう人】ではなく、一度髪を切ったなら、その先ずっと付き合う気持ちでいなければいけないと改めて感じました。

そして、偉そうにいうと【お互いが成長し合える関係】にもなれるんだと思います。

出会いというものは本当に財産だな、と感じる次第です。

お疲れ様でした。

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