吉祥寺 RENJISHIの松岡です。
今回は2017年9月4日にリリースされた
デミコスメティクスさんの【フローディア】の使い方を写真付き解説していきます。
・まず、【フローディア】は今までのトリートメントと何が違うのか?
医学発想の新技術『バルドネイドシステム』
…いや、いきなり難しそうだわ。って(戻るボタン)を押そうとしている君!
ちょっとお待ちを。
『バルドネイドシステム』っていうのは “痛んでるところだけを補修する” ということらしいです。
今までの多くのトリートメントが “痛んでるところもそうでもないところも” 全部まとめて補修成分を与えていたので、
『トリートメントしたら髪の根本付近がベトついて、全然乾かねぇー!!次のお客様待ってるし、誰かダブルブロー入ってぇー!!』
ってなるときあります。
これは健康な毛髪部分にも補修成分がくっついているのが原因です。
医学には『ドラッグデリバリーシステム』というのがあって効いてほしい箇所にだけ効果のある薬を作る考えの基礎だそうです。
※風邪薬などで “のど” “鼻水” “頭痛” のようにピンポイントに効果を出せるのもこのおかげ
これを応用したのが『バルドネイドシステム』
そのおかげで “サラサラ軽いのにまとまる” という新感覚を美容業界に持ち込んだのがこの【フローディア】です。
ここからは、実際人に施術した際の写真と共に工程を追っていきます。
まずはモデル
暇そうにしていたアシスタントの石山にお願いしました。
しかし彼はモデルにうってつけ
このダメージ。ブリーチ、カラーしたのちにパーマかけちゃってます。
毛先に至っては文句なしのダメージレベル12
しっかりキレイにしていきましょう。
今回、使用するのは
SLEEK MOIST ~スリークモイスト~
こちらは “ダメージでかたくなった髪をやわらかな艶髪に”するタイプ
フローディアにはこの他に3タイプあり、髪の状態に合わせて選べます。
基本は上の写真の左から順にやっていくのですが、一番右のスプレータイプのものは “超傷んだところ”にだけつけるものなので使うか使わないかはダメージ次第。
今回はモチロン使います。
フローディアはシャンプー台で全行程を終えられます。
まず1剤
使用量はショートで6~9g
これはちょっと出しすぎましたね、メンズショートはすいてあるのでもうちょい少なくてよいかもです。
もみ込んでコーミングします。クリームが乳液上になってきたらステップ2にいきます。
2剤はフォーム状です。
今回は4プッシュくらいでいいでしょう。
泡が消えるまでなじませたら…
一度流します!!(忘れないように)
流して水気を取ったら最終兵器をここで使います。
ポイントリペア ※ハイダメージの場合のみ
つけすぎると重くなりすぎるので2プッシュ
お次は3剤
こちらもクリーム状
って…また出しすぎました。
少しづつつけて足りなかったら足すようにしたほうがいいでね。
もみ込み、コーミング。
続いてラスト4剤
これは…
よし!少量で大丈夫ですからね。
よく伸びます。 そこからひたすら
しごきます!メーカーさん曰く『ウナギくらいツルツルになるまでやってください』
でした。
…うん、
『ウナギなんて触ったことありません。』
全国の “ウナギを素手で掴んだことのある美容師さん” セミナー講師のチャンスですよ!!
と、これで全行程終了です。
撮影しながらやったので20分近くかかりましたが、慣れれば12,3分でできるんじゃないかな?
そして肝心の仕上がりはこちら
※同じ場所、同じ明るさで取っています
色が、暗くなっている…?
beforeの写真をもう一度
これは毛先のキューティクルが整ったため、乱反射して光っていた部分が少なくなったためだと思われます。
そして、毛先
まとまりがでています。
が…
【フローディア】の一番凄かったのはこれではないんです!!
石山も僕も一番感動したのは、
“髪の柔らかさ”
これはもう凄いです。
チリチリ、ゴワゴワだったのが本当に『サラサラ』になりました。
まとめ
【フローディア】とても良いトリートメントです。
なんといっても【質感変化】がめっちゃ気持ちいいです。
特にアイロンやコテを日常的に使われている毛は熱変化で硬くなっているので、そんな方にはピッタリではないでしょうか?
シャンプー台で完結できるのもとても良いですね。
最後に
※注意点 4剤を流すとかなりキュッとします。正直ビビります。『さっきまでウナギだったのに』って。でもメーカーさん聞いたところ、それは問題ないそうです。
乾かすとサラサラになります。
以上、2017年9月4日に出たばかりのトリートメント【フローディア】のレポでした!!
RENJISHI 吉祥寺 松岡健士郎
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